らんどせる⑧

ランドセルと安全・防犯対策

ランドセルと安全・防犯対策

小学1年生に上がるお子さんが、ランドセルを購入する際にぜひ検討しておきたいのが、お子さんの安全・防犯対策です。それまでは、外出は親が付き添うのが当たり前でしたが、小学生になると子どもだけで外に出る機会が増えます。お子さんの安全や防犯についてしっかり考えておきたいものです。警視庁によると、小学生が犯罪に巻き込まれるケースの特徴として、多発時間は午後2時から6時までの間、つまり下校時から夕食時の間なのだそうです。学校からの帰り道、1日の勉強が終わってほっとしていたり、開放的な気持ちにもなっていますから、そこに付け入る隙ができてしまうのでしょう。愛する我が子が犯罪に合わず、安全に登下校するためには、どんな点に気を付けてランドセルなどの準備をすればよいのでしょうか。

登下校中、事件に巻き込まれそうになった際に危機を知らせる防犯ブザーを生徒に携帯させる小学校がほとんどです。入学記念品として、防犯ブザーを地元の区市町村や学校のPTAからプレゼントされる地域も多くあります。以前は給食袋を下げるランドセルの側面のフックにぶら下げる生徒も多かったですが、最近のランドセルはその防犯ブザーを緊急時にすぐに鳴らせるようにと、肩紐の全面、左胸のあたりに防犯ブザー用のフックがあるものが多くなってきました。もしランドセルを選ぶ際は、そういうフックがあるかも確認して購入しましょう。また、左利きのお子さんには左胸では使いづらい場合もありますが、左利きも考慮して左右両方にフックが付いているランドセルもあります。

また多くの区市町村では入学時に、ランドセルのふた部分に付ける”交通安全”とか“●●区”と書かれた黄色いカバーを配布してくれます。折角大好きな色のランドセルを買ったのに、黄色いカバーで見えなくなってしまうのは嫌だとお子さんは思うかもしれませんが、これをつけていることで「あの子は1年生だ」とまわりの上級生や地域の人たちが気にしてくれますので、必ず付けるようにしましょう。

何か緊急のことがあった場合の連絡手段として、携帯電話を持たせたいと思うご家庭は多いと思います。共働きのご家庭などでは、家には誰もいないわけですから余計そう思われるかもしれません。子ども用の携帯電話、いわゆるキッズ携帯は、携帯各社から防犯面のサポートとしてGPS機能が付いたものなど便利なものが多く出ています。
しかし、公立の小学校で携帯電話を学校に持たせて良いという学校は少ないのではないかと思います。それに、携帯電話はSNSの利用などで子ども同士のイジメ問題、あるいは見知らぬ相手と出会って犯罪に巻き込まれてしまうなど、別の面で沢山の危険がありますので、携帯電話を持たせる場合はよくよく注意が必要です。

携帯電話にかわるものとして、セキュリティー会社が行っているサービスがあります。GPS機能が付いた防犯ブザーで、これをランドセルに取り付ける、またはランドセルの中に入れておけば、我が子の万が一の時に安心と、契約をしているご家庭も多いようです。
GPS機能は、「今自分の子どもがどこにいるか?」を親のPCやスマホから検索して探すことができる機能です。万が一我が子が犯罪に遭い連れ去られても、ランドセルが一緒であれば子どもがどこにいるかがタイムリーにわかります。また、犯罪ではなくても、子どもが帰宅時間になっても戻らない場合に、寄り道している場所や迷子になっている場所を特定することができて便利です。
さらに、子どもが犯罪に巻き込まれた際この防犯ブザーのボタンを押せば、セキュリティー会社に自動的に通報されるシステムになっており、即緊急対処員がその場にかけつけるというシステムがあるのが大きな特徴です。子どもを犯罪から守りたいと思う親にとっては、心強いアイテムですね。
ランドセルとこのシステムをコラボして販売しているものもあるので、ランドセル選びの際は検討してみることをお勧めします。

お子さんは希望に胸ふくらませてランドセル選びをするでしょう。その小学校生活6年間が安全で楽しいものになるように、親御さんはしっかりお子さんの安全と防犯対策を考えてあげてください。