らんどせる⑩

ランドセル、人気の色

らんどせる⑩

「ランドセル、人気の色は毎年変化しています」

来春、お子さんが小学校入学を迎えるという保護者のみなさん。おめでとうございます。卒園、入学というのは子どもの成長にとって大きな節目。ここまでいろいろありながらも、無事に大きくなってくれた。そのことが何よりうれしいですね。

1.まずはランドセル選び
さて、小学校入学の準備といえば、まず大きなものはランドセル選びです。6年間の長きにわたって使う大切な学用品です。子ども達も、ランドセルを背負うことが楽しみという子がとても多いです。
ところで、保護者のみなさんは小学校時代に、何色のランドセルを使っていらっしゃいましたか?やはり女性なら赤、男性なら黒の方が多かったのではないでしょうか。
最近のランドセルは、カラフルで色鉛筆ほどの色の中から選ぶことができます。あるスーパーのランドセルは、なんと24色のカラーバリエーションの中から選ぶことができるそうです。ですから、最近は個性的な色を選ぶ子も、増えてきています。
ランドセルの色にも、流行があります。特に女の子はその傾向が顕著です。しかも、この変化はここ10年以内の話なのです。

2.ランドセル人気色の変化の歴史
・初めは赤やピンクから水色へ
女子のランドセルの色の変化は、初めはピンクから広がりました。しかし、ランドセルは赤という感覚の子どもと保護者が多く、赤の色が微妙に違う中にピンクを選ぶ子がちらほらという状態が長く続きました。メーカーの出しているカラーも、まだ少なかったです。
しかし、水色のランドセル発売が、少し大人びた女の子のハートに火をつけ人気になりました。水色ブームの到来です。徐々に水色のランドセルを背負う女子が増え、ついに半数近くが水色というクラスも出たほどです。それに合わせ、ぽつぽつと、人とは違う色を選ぶ子も見られるようになってきました。
・突然爆発した茶色ブーム
そして、ある子役スターがドラマで使用していたランドセルから、地味色ブームが巻き起こります。それまでもぽつぽつと出ていた、茶色や黒などの落ち着いた色が、がぜん注目されるようになり、一気に数を増やしました。翌年には、茶色が赤や水色を抜き去り、一気にトップに躍り出たのです。高学年になっても飽きずに使えるという理由も人気の原動力となりました。
・ランドセルは赤の概念を壊し、個性の時代へ
子役スターが2年生になった時のインタビューで、自身も茶色のランドセルを使っているとテレビ番組で答えたのが放映され、再び茶色ブームが起こりました。
そのおかげで、ランドセルは赤という固定観念はほとんど消え去りつつあります。現在は、例えばパンフレットの表紙のランドセルも、ピンクなどが使用されています。
・やはり男性は保守的!?それでも少しずつ変化も
そんな女の子のランドセルのカラフルな変化に比べ、男の子の持っているランドセルは、やはりまだまだ圧倒的に黒が主流となっています。他に見かけるのは、青や紺、深緑などでしょうか。男の子は、黒という概念はまだまだ強固なようです。
ですから、男の子用のランドセルは、黒をベースにしながら変化させるデザインに変わってきています。部分的に色を変えたツートンカラーにしたり、縁取りを明るい色にしたりした商品が出てきました。黒でありながらも個性を出すこともできるので、子どもにも保護者にも支持を受け、人気を得つつあります。

3.今年の流行の傾向は
・各年毎にメーカーが一押しの色も
現在は、各メーカーで個性的な色を販売しています。しかし、やはりメーカーで押す「今年の色」もあるようで、昨年はラベンダー色を押している会社が多かったようですが、今年も、まだまだ主力の色のようです。パールカラーやメタリックカラーなどの光沢のある色を押しているメーカーもあります。
・刺繍で差別化を図っている商品も
最近は、色のアイディアは出尽くしの感もあります。ですから、従来のカラーに刺繍を加えることで、差別化を図っている商品もあります。刺繍をする範囲も広がり、今年は、とうとうかぶせ全面に刺繍を施した商品も発売されています。

見ているだけでもかわいらしく、今の子ども達が本当にうらやましくなりますね。機能性も優れた商品が多いので、迷われると思います。一番大切なのは、使う本人が気に入ること。あれこれと悩んだり、話したりするのも、親子のよいコミュニケーションの時間になります。まずは、一緒にパソコンを使って調べてみるのはいかがでしょうか。

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